メニュー

花粉症

川崎駅東口から徒歩1分という通いやすい場所にある、ゆざわ日航ビル診療所です。春先や秋口になると、鼻水や目のかゆみに悩まされる方が非常に多くいらっしゃいます。いわゆる花粉症は、今や国民病とも呼ばれるほど身近な疾患ですが、その症状の重さは人それぞれです。仕事や勉強に集中できない、夜もしっかり眠れないといったお悩みをお持ちの方も少なくありません。当院では、皆様の初期医療の最前線として、お一人おひとりのライフスタイルに合わせた治療を提案しています。お仕事帰りや休日でも受診しやすいよう、夕方から夜間、そして土日祝日も開院しておりますので、辛い症状を我慢せず、まずは一度ご相談ください。

花粉症の症状について

花粉症の症状は、単なる鼻水や目のかゆみだけにとどまりません。体内に侵入した花粉を異物とみなして排除しようとする免疫反応の結果、全身にさまざまな影響が及びます。当院が位置する川崎駅周辺で働く方々からも、集中力の低下や倦怠感についてのご相談を多くいただいています。代表的な症状は以下の通りです。

鼻の三大症状

花粉症において、最も多くの方が自覚するのが鼻の症状です。風邪の症状と似ていることもありますが、花粉症特有の特徴があります。

  • くしゃみ・・一度出始めると連続して何度も出るのが特徴です。
  • 鼻水・・風邪の時のような粘り気のある黄色いものではなく、水のようにさらさらとした透明な鼻水が流れます。
  • 鼻詰まり・・鼻の粘膜が腫れることで空気の通り道が狭くなり、息苦しさを感じたり、口呼吸になったりします。

鼻詰まりがひどくなると、匂いが分かりにくくなるだけでなく、夜間の睡眠の質が低下し、日中の強い眠気や疲労感につながることもあります。睡眠時無呼吸症候群のような症状を合併している場合は、さらに注意が必要です。睡眠に関するお悩みについては、当院の「睡眠時無呼吸外来」のページも併せてご覧ください。

目の症状

目のかゆみは、鼻の症状と並んで非常に辛いものです。目をこすりすぎることで、結膜が充血したり、まぶたが腫れたりすることもあります。

  • 目のかゆみ・・非常に強いかゆみを伴い、涙が止まらなくなることがあります。
  • 充血・・白目の部分が赤く充血し、ゴロゴロとした異物感(不快感)を感じます。
  • 涙目・・常に涙がにじんでいるような状態になり、視界がぼやけることもあります。

その他の全身症状

花粉症は鼻や目だけでなく、喉や皮膚、そして全身の調子を崩す要因にもなります。以下のような症状がある場合は、アレルギー反応が全身に波及している可能性があります。

  • 喉のイガイガ感・・喉にかゆみを感じたり、咳が出やすくなったりします。
  • 皮膚のトラブル・・顔や首筋など、花粉が触れやすい部分にかゆみや赤みが出ることがあります。
  • 頭重感や倦怠感・・頭が重く感じたり、体がだるく、熱っぽさを感じたりすることがあります。

熱っぽさがある場合、風邪やインフルエンザとの見分けが難しいこともあります。熱に関する詳しい情報は「発熱」のページを、喉の症状や咳については「咳」のページを確認してみてください。

花粉症の原因について

花粉症の原因は、植物の花粉に対して体が過剰な防御反応(アレルギー反応)を起こすことにあります。本来は体に害のないはずの花粉を、免疫システムが悪い外敵であると認識し、攻撃を仕掛けるために「IgE抗体」という物質を作り出します。これが一定量蓄積されると、次に花粉が入ってきた際にヒスタミンなどの化学物質が放出され、粘膜を刺激して症状が引き起こされます。

主な原因植物

日本国内で最も多いのはスギ花粉によるものですが、季節に応じてさまざまな植物が原因となります。川崎市などの都市部でも、風に乗って広範囲から花粉が飛散してきます。

  • スギ(2月から4月頃)・・春の花粉症の代表格で、非常に長い距離を飛散します。
  • ヒノキ(3月から5月頃)・・スギのピークが過ぎた後に飛散が始まり、スギと両方のアレルギーを持つ方も多いです。
  • イネ科(5月から8月頃)・・カモガヤやハルガヤなど、主に河川敷や公園の草むらから飛散します。
  • ブタクサ・ヨモギ(8月から10月頃)・・秋の花粉症の主な原因で、背が低いため近づかなければ防ぎやすいのが特徴です。

なぜ都会でも花粉症がひどくなるのか

植物が少ない都会の街中でも、花粉症に悩まされる方は増えています。これにはいくつかのリスク因子が関係していると考えられています。例えば、アスファルトで舗装された道路は、一度地面に落ちた花粉が再び舞い上がりやすい(再飛散)という特徴があります。また、排気ガスなどの大気汚染物質が花粉と結びつくことで、よりアレルギー反応を強めてしまう可能性も指摘されています。当院では血液検査によるアレルギー検査も実施可能ですので、ご自身がどの物質に反応しているか知りたい方は「アレルギー検査」のページをご覧ください。

花粉症の病気の種類について

花粉症という言葉は一般的ですが、医学的には症状が出る部位によっていくつかの病名に分けられます。主に呼吸器や感覚器に症状が現れるのが特徴です。

季節性アレルギー性鼻炎

特定の季節に飛散する花粉によって起こる鼻炎のことです。これに対し、ハウスダストやダニなど一年中原因物質があるものは通年性アレルギー性鼻炎と呼ばれます。花粉症の多くはこの季節性アレルギー性鼻炎に該当します。

アレルギー性結膜炎

目に花粉が入ることで結膜に炎症が起こる状態です。目のかゆみ、充血、目やに、涙といった症状が主となります。鼻炎と併発することが非常に多い疾患です。

アレルギー性咽喉頭炎

喉の粘膜に花粉が付着して炎症を起こします。喉のかゆみや、イガイガとした不快感、乾いた咳(空咳)が続くことが特徴です。風邪と間違われることも多いですが、熱が引いても喉の違和感が続く場合は花粉症の可能性があります。

花粉皮膚炎

花粉が皮膚に接触することで、顔や首などの露出部に赤みや、カサカサとした乾燥、かゆみが生じる状態です。特にスギ花粉の時期に、目の周りや頬に症状が出やすい傾向があります。

花粉症の治療法について

当院では、患者さんのライフスタイルや症状の重さに合わせて、複数のアプローチを組み合わせて治療を行っています。お仕事で忙しい方でも無理なく続けられる治療を提案しています。

内服薬による治療(抗ヒスタミン薬など)

最も一般的な治療法です。鼻水や目のかゆみの原因となるヒスタミンの働きを抑える薬を使用します。

  • 第2世代抗ヒスタミン薬・・従来の薬に比べて眠気が少なく、効果が持続しやすいのが特徴です。
  • 抗ロイコトリエン薬・・特に鼻詰まりが強い場合に併用されることがあります。
  • 漢方薬・・体質に合わせて処方され、眠気を避けたい方に向いています。

「薬を飲むと眠くなる」と心配される方も多いですが、最近では眠気の出にくいお薬も増えています。当院では患者さんの職業や車の運転の有無などを伺った上で、最適なお薬を選択します。

外用薬(点鼻薬・点眼薬)

症状がある部位に直接作用させる薬です。内服薬だけでは抑えきれない強い症状がある場合に非常に有効です。

  • 点鼻ステロイド薬・・鼻の粘膜の炎症を抑える効果が高く、鼻詰まりに効果的です。
  • 抗アレルギー点眼薬・・目のかゆみを抑えます。症状が出る前から使い始めることで、重症化を防ぐことができます。

初期療法(予防的治療)

花粉が飛び始める少し前(1週間から2週間前)からお薬を飲み始める方法です。あらかじめ粘膜の状態を整えておくことで、シーズン中の症状を軽く済ませたり、症状が出る期間を短縮したりする効果が期待できます。早めの対策がシーズンを快適に過ごす鍵となりますので、1月末から2月初旬頃の受診をお勧めしています。

生活習慣の改善とセルフケア

医療機関での治療と並行して、ご自宅や外出先での対策も重要です。少しの工夫で、体内に入る花粉の量を大幅に減らすことができます。

  • 外出時のマスク・メガネの着用・・物理的に花粉をシャットアウトします。
  • 帰宅時の衣服のブラッシング・・玄関の外で花粉を払い落とし、室内に持ち込まないようにします。
  • 手洗い・うがい・洗顔・・付着した花粉を洗い流します。
  • 規則正しい生活・・睡眠不足やストレスは免疫バランスを崩し、症状を悪化させる要因となります。

特に不規則な生活になりがちな方は、日頃の健康管理も大切です。当院では一般的な健康相談も承っております。「健康診断」のページなども参考に、ご自身の体調を見直してみてはいかがでしょうか。

料金について

花粉症の診療は、原則として健康保険が適用される保険診療です。初診料や再診料のほか、検査を行う場合はその費用がかかります。また、自由診療(自費)として、体調管理をサポートするための点滴などもご用意しております。

項目 概算費用(3割負担の場合) 備考
初診料・再診料 約400円-1,100円 診療時間や内容により異なります
アレルギー検査(血液検査) 約3,000円-5,000円 調べる項目数により変動します
処方箋料 約200円 別途、薬局での薬剤費がかかります
ビタミン注射・点滴(自費) 窓口にお問い合わせください 疲労回復や体調維持を目的としたメニューです

自費メニューの詳細は「ビタミン注射・点滴(自費)」のページもご参照ください。

花粉症についてのよくある質問

Q1. 去年までは大丈夫だったのに、急に発症することはありますか?

A1. はい、あります。花粉症はコップに溜まった水が溢れるようなものと例えられます。長年花粉を吸い込み続けて、体内の許容量を超えたタイミングで、ある日突然発症することが多いです。大人になってから初めて発症する方も珍しくありません。

Q2. 風邪なのか花粉症なのか、自分では判断できません。

A2. 症状で見分けるポイントがあります。花粉症はさらさらした鼻水が続き、目のかゆみを伴うことが多いです。一方、風邪は鼻水が次第に粘り気を帯びてきたり、数日で喉の痛みや高い熱が出たりするのが一般的です。自己判断は難しいため、川崎駅近くにお越しの際にお気軽にご相談ください。

Q3. 妊娠中でも花粉症の治療は受けられますか?

A3. 可能です。妊婦さんや授乳中の方でも、赤ちゃんへの影響が少ないとされるお薬(漢方薬や点鼻薬、一部の内服薬)を選択して処方いたします。我慢してストレスを溜めるよりも、医師と相談しながら安全な方法で症状を和らげることをお勧めします。

Q4. 市販の薬で凌いでいますが、受診した方が良いでしょうか?

A4. 市販薬で症状が十分にコントロールできているなら良いのですが、眠気が強かったり、鼻詰まりが解消されなかったりする場合は、医療機関専用の処方薬の方が効果を実感しやすいことがあります。また、鼻の粘膜の腫れ具合を確認することで、より適切な治療法が見つかることもあります。

院長より

「たかが花粉症」と思われがちですが、その辛さは経験した人にしか分かりません。鼻が詰まって夜もぐっすり眠れない、目が痒くて仕事が手につかないといった状態は、生活の質(QOL)を大きく低下させてしまいます。私たち、ゆざわ日航ビル診療所は、JR川崎駅からすぐの場所で、忙しい毎日を送る皆様が少しでも快適に過ごせるようお手伝いをしたいと考えています。

当院の強みは、内科診療を総合的に行っているため、花粉症だけでなく、それに関連する風邪や気管支炎、さらには睡眠不足からくる体調不良まで幅広く対応できることです。看護師による医療相談も踏まえながら、お一人おひとりの症状に寄り添った診療を心がけています。特に、お仕事帰りでも立ち寄れる夜間診療や、お休みの日を利用できる土日祝日の診療は、継続的な治療が必要なアレルギー疾患において、多くの患者さんに喜んでいただいております。慢性疾患の長期加療を柱の一つとしている当院だからこそ、シーズンを通しての体調管理を安心してお任せください。辛い時期を一緒に乗り越えていきましょう。まずは、お電話や窓口でお気軽にお問い合わせください。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME